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M**N
My favorite
19歳の時に読んで大好きになった本。55歳で読み返してみて同じ様に感動出来ました。大人の視点からみる、というよりも、子供の頃に戻った気分で読む事が出来たのが嬉しかった。
M**O
just love it
this is the very first book that I read in English language and I never forget the story. It's very moving, and even more touching knowing that the author was just 17 when she finished writing the book. Recommended
オ**.
10代の心の叫び
S・E・ヒントンが15才の時に書いた小説 (出版までに時間がかかっているために16歳とあるが作品が書かれたのはこの年齢)。対立する2つのgangグループ、貧困、労働層の若者グループ「Greasers」と、富裕層の若者グループ「Socs」の間で揺れる、Greasersの青年、Ponyboy Curtisから語られた青春小説。あらすじを聞いた読者は、対立するgangグループという設定も、その対立と2人の友人の死を通して語られ、導き出される結論も、やや類型的すぎると感じるかもしれない。ところが、本書で際立っているのはその語り口で、10代の筆者が、10代の青年の時に感じる、やり場のなさ、いかり、寂しさ、純粋さ等を、切り取っているので、非常に瑞々しく、nostalgieではない、切ると血が噴出してきそうな生き生きとした語り口で10代の気持ちが描かれている。特にPonyboyの揺れる気持ちが丁寧に描かれていて、年配の読者も、もう一度、実際に青春時代の気持ちを味わうことができる稀有の作品である。わかりやすい英語で作品が書かれているので、英語初心者の方も挑戦してください(実は、この本は10代のころ私が人生で初めて読み通し終えた英語の本です)。また、今回はaudible.comからJim Fyfeの朗読をdownloadしてきて、通勤のためにdrive中は音声で、運転中以外は音声を聞きながら字を見て読書をした。Jim Fyfeの朗読はとても素晴らしくて(名演といえる)、作品の印象をより高めるものであった。米国と同様に、日本でも、様々な作品の朗読を電子書籍と同時に発売してもらい、通勤中やお酒を飲みながら等、TPOに合わせて、音声だったり、文章であったりと自由にmediaを変えながら作品を楽しめる、バリアフリーの環境を作っていただけないものだろうか。
ぴ**た
誰かが教えてあげなければいけない、手遅れになる前に
親を亡くした兄弟たち、親から必要とされず苦しむ少年、10歳で刑務所に入れられつらい体験をしてきたチンピラ。greaserとしてこの世に生を受けた瞬間から、彼らには絶えず貧困と差別が付き纏っていた。そのやりきれなさをぶつけるかのように、彼らは今日も街を彷徨い続ける…主人公のPonyboyは、そんな毎日にどこか疑問を感じつつも、自分の力ではどうすることもできないのだと知っている。所詮自分はチンピラで、裕福なSocsたちとは違うんだと諦めにも似た思いを抱いていると同時に、チンピラであることを誇りにも思っている。そんなある日、些細な諍いをきっかけに、彼は大きな事件に巻き込まれる。一連の事件を通じてPonyboyは様々なことに気づく。別の世界の住人だと思っていたSocsも、自分たちと同じように様々な問題を抱えているのだということ。タフで冷徹だと思っていた仲間が、本当はいつも苦しんでいたこと。争いは悲しみ以外には何も生み出さないのだということ。唯一の心の拠り所を失った人間が、どれだけ脆く儚いかということ...しかしそれらのことを理解するのに、Ponyboyはあまりにも多くの大切なものを失った。もうあの頃の楽しかった日々には二度と戻れない。この物語が書かれたのは今から40年近く前ですが、当時も今も大きな違いはないのだと感じさせられました。今なお世界中に根強く残っている人種差別や貧困問題、そして暴力。それらがどれだけ空しく意味のないものなのか、改めて考えさせられる作品です。『貧困や差別に苦しみ、世の中を憎んでいる少年たちに、手遅れになる前に誰かが教えてあげなければいけないんだ。この世にはまだ、いいことがたくさんあるんだって』S.E.Hintonの書く小説には、現代を生きる人々にも伝えたい言葉が溢れています。
S**O
名作。
この映画を初めてみたのは、高校生の頃。マットディロンを見たかったから。当時人気のあったYAスターが総出演。若かりしトムクルーズまで出てました。大学生になって ふとしたことでこの本を手にし、読むことに。英語だし、 よく分からない表現もあるかも、と思いましたが、読み始めてみると すいすい進んでしまう自分に驚きました。口語 スラング以外には難しい表現がなく、ポニーボーイの気持ちが自分の中にも流れ込んでくるような感覚でした。今も時々思い出しては 読み返していますが 下手な日本の小説よりもずっと読みやすいです(笑)。ペーパーバック初心者にも お勧めできる一冊だと思います。
ケ**ン
原作の素晴らしさ
英語の勉強の為に、映画を観た後にノベライゼーションを読むようにしていました。この原作を本屋で見つけたとき、そのまま数ページ読み始めてしまいました。映画に添ったノベライゼーションではなく、原作の素晴らしさは1ページ目から分かりました。友人に読んで欲しくて何冊この本を買ってプレゼントしたでしょうか。何度読んでも胸がキューンとします。S.E. Hintonが16歳でこの本を書いた時、確かにこんな青春があったのでしょう。コッポラが最高のキャスティングで忠実に作りたかったかがよくわかります。今考えても最高のキャスティングでした。映画の始まりのタイトルバックとスティービー・ワンダーの主題歌「Stay Gold」が印象的、完璧!
A**ー
アメリカのやんちゃ坊主の青春物語
Outsiderと言っても深い意味は無い。内容は金持ち坊ちゃんと貧乏坊主の喧嘩物語。日本でも昭和の時代にはよくあった話。それなりに面白い。
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2 weeks ago
1 day ago