Full description not available
A**O
かの地では既にマストの一冊。拾い読み・積ん読用に入手するのもありだろう
かのロブ・ハンドRobert Hand氏に拠る'76年著書。昭和51年の時点でこのような大著、名著が西洋には既にある事に、占星術を学ぶ私達日本人は驚くばかりであるが、'11年時点の私達も漸く、本著のような作品を普通に読み、当たり前に取り組む事が可能になった、すなわち時代意識が追い付きつつあるのではないか、とレヴュアーは考える。サブ・タイトルは"Life Cycle for Living"。Chap.1「トランシット(以下、t)を解釈する」まず著者はtにかんする、伝統的解釈−トライン等ソフト・アスペクト(以下、SA)を伴う、「よいt」と、スクエア等ハード・アスペクト(以下、HA)を伴う「悪いt」−がある一方、それにたいする、不偏不党な立場から鑑みた、質的な要素を論じた、近代的な解釈がある事を述べる。そして上記近代的解釈に於いては、HAは、SAよりも、(レヴュアーいわく、「良い」「悪い」等でなく)ダイナミスムの観点からみて上である、と言い換えられるべきであり、HAのなかにも、たやすくそしてまったく愉快なものもあり、逆にSAのなかにもネガティヴな結果を伴うものもある、とし、それが現在の読者各位にとってもレアリティを伴う見方である筈だ、としている。直後、一般的に云われる、難しいt・天体の組み合わせとその逆である、容易なそれらを挙げつつ、tが結果的にどう転ぶのかはあなた次第である、とし持論を展開するのである。Chap.4〜13は、"Cook-Book"形式に拠る10天体のtを扱った本編であり、p.45〜524の、479頁に及んでいる。サイン、天体、ハウス、アスペクトの基本原理を踏まえた、一つひとつの考察に私達読者は随所で唸るしかないであろう。尚著者は序言で、ノード軸(のt)については未だ、自信を以て語れないとし、本書に於ける考察から除外している、と予め断っている。
ご**と
包括的なトランジット分析
This is a comprehensive book to learn about the Transit analysis of the heavenly bodies. It explains how to theoretically analyze the aspects of multiple planets and gives us the author's interpretation of fundamental patterns of transiting planets. Personally, I enjoy his case study of Richard Nixon and the Watergate. Nixon's natal planets' linkages with transiting trans-Saturnian planets could explain the development of a series of events. I believe that serious astrological students would be pleased to read this book.
ポ**ル
トランシットの効果の参考書
ボリュームのある本です。各惑星のトランシットの効果について、そのトランシットするハウス、アスペクトする惑星について解説しています。さらにアスペクトの種類ごとに項目を分けています。セクスタイルとトラインは別項目になっています。そのように解説すべき項目数が増えていますので500ページを超える大部になっています。ハンド流のトランシット解説であるのですが、結構、参考図書としてあげられることの多い本です。チャートの分析や、トランシット以外のことも分析しなければなりませんので、この本だけで事足りるということは決してないのですが、トランシットだけに限った解説書がほしい人にはいいでしょう。
Trustpilot
3 weeks ago
1 week ago